感覚統合療育の公民館遊び、今月は『ふうせん』で遊びました
始めはいつも通り、ラジオ体操とダンスで身体を温めて
ふうせん遊び
まずは1人でトスを繰り返します。
ふうせんを上手く捉えるには、目と手の協調が必要ですね
ふうせんを目で追う追視は”視覚”に訴える運動。
ふうせんを上にトスするには、腕の位置や力加減の調節が必要で、”固有覚”を刺激する運動ですね。
これらの”感覚”を組み合わせて「この位置に落ちそうだから、腕はこの辺りかな」等とイメージし、身体を動かすことで、遊びの中で感覚を養っている状態になっています
慣れた子はレベルアップして2個同時に
複数を同時処理する能力のトレーニングになりますね。
1人でやってみたら、今度はペアを組んで打ち合ってみます( ^ ^)/ \(^ ^ )
ペアでは、相手の位置を意識して、力加減や方向を調節することが求められます
落下地点によっては、自分の位置取りを変えて対応 足も動かしていきます
負けず嫌いな子は何としても落とさまいと熱中
気持ちにつられて、身体の動きと感覚も研ぎ澄まされていきます。
一方で、一つ一つの動作を着実にこなす子もいます。
自分のペースに合わせて、じっくりと感覚を得るのも大事ですね
落下地点をよ~く見て…打つ
遊んだ後は、ストレッチで身体をほぐしました
“感覚統合”が土台となり、集中力や自分をコントロールする力、学習能力や社会性の発達に繋がってくるそうです。
ふうせんは百均にもありますし、安価で手軽
ご家庭でも、お子様と一緒に『ふうせん遊び』を楽しまれてはいかがでしょうか